ひとつ  人には告げぬよう 


ふたつ  二人でしまい込む


みっつ  見知らぬ顔になり      どこに向かうか 闇雲に


よっつ  夜毎の狂い唄


いつつ  今では決まりごと


むっつ  無邪気な約束は      哀しいほどに胸を刺す 


ななつ  何度も繰り返す


やっつ  止まない雨の音


ここのつ  これでいいのかと  訊いても答えは返らない


とお  でとうとうおしまいかい?


とうたこたえは  そこにあるのに





→かえしうた


070714